絵本が与えてくれた気付き

日々のこと

 かなり以前の話になるのですが
息子が保育園から借りて来た絵本で
とても印象に残っているものがありました。

『ピリカ、おかあさんへの旅』
越智 典子 文 沢田 としき 絵
(福音館書店)

海に住むサケのピリカが
誰とも分からない声を追って旅に出て
故郷の川へ命懸けで戻り
そして卵を産み終え、自然に還っていくという
生命の衝動と循環を描いた本です。

私はかなり前から(20代の頃とか)
自分が生きていた証を形として残しておきたい。
生きている間に、何かを成し遂げなくてはならない!
みたいな気持ちが、なぜかいつもどこかにあり
何だか虚しさや焦りを感じながら過ごしていました。

なんなら、そうしなければ
自分の一生が無駄になってしまうんじゃないか?
という恐怖心すら持ってました。

だけど、この本を読み終えた後
漠然とした焦りが落ち着いたのを感じたので
これを機に、いろんな事を考えてみた所
1つ自分に「大丈夫」が出せるなと気が付きました。

私は、私の人生に対して何も証明しようとしなくて良い。
でも自分のためにしたくなったら、しても良い。

そもそも、私たちに許されている事は多いのに
今ある幸せに自分から条件を付けて
わざわざ受け取り拒否をしている事って
けっこうやっているなぁと思います。

大小さまざま気付きはありますが
手に取りやすい絵本みたいなものを
自分のそばに置いて、時々思い出すのも良いと思い
この本は購入する事に決めました。

本は風水的に見て「父母」といい
自分を守ってくれるものに分類されます。

私や主人が好きで集めた本のいくつかが
もしかして、いつか子供達の人生の助けになったなら
それもまた豊かさの循環と言えるのかな。

本っていいですねぇ。

かなり余談ですが
息子は食卓に焼鮭が上がると
「皮ちょうだい、皮!大好きなんだよね~!」と
身も蓋もない事を言います。

分かるけど。

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